スポーツ障害

スポーツ中に起こる打撲や捻挫、骨折といった外傷によって起きるものの他、スポーツ動作の繰り返しなどで関節や骨、筋肉など身体の特定部位を使い過ぎることによって起きる痛み・障害のことをいいます。

症状・原因

スポーツ障害の症状は?

ケガによるもの、使い過ぎによるものに大別され、それぞれ様々な障害があります。ケガによるもの:打撲、捻挫、骨折、脱臼、肉離れ、靱帯損傷、腱断裂 など使い過ぎによるもの:疲労骨折、テニス肘、腱炎、靱帯炎、投球障害肩、野球肘 など

検査・治療法

スポーツ障害の診断のための検査は?

必要に応じて各種検査を行います。レントゲン検査では骨折や骨の変形などがないかどうかをチェックします。超音波(エコー)検査では靱帯や腱の損傷、肉離れなどを確認します。MRIでは疲労骨折や肉離れ、靱帯損傷などを詳細に検査します。

スポーツ障害の治療法は?

ケガによるものではケガの程度や部位などで変わってきますが、基本的に初期は患部を安静にすることが必要です。ときに装具やギプスなどでの固定が必要となります。必要に応じて薬物治療やリハビリを併用します。
使い過ぎによるものも部位や程度により治療法は異なりますが、必要に応じて安静や薬物治療を行い、柔軟性低下など痛みの原因となっている部位があればリハビリを行って改善、予防を行っていきます。